LSD(リア)

最初から純正のシュアトラック式LSDがリアに装着されているのですが、純正品という事で効きが弱くマイルドといった感じです。 ビスカス式ほど軟弱な感じではないですけどね・・・。

リアデフのサイドフランジからオイルが滲んできていたので、それを直す為にオーバーホールをする必要があって、それに掛かる工賃が2、3万円ぐらいという事でした。 どうせなら機械式LSDに交換してしまった方が良いと判断しました。

どのメーカーのLSDを入れるか考えて調べた結果、元々シュアトラックが装着されているインプレッサに対応する機械式LSDは、クスコのMZ type-RS(1WAY)しかないようです。 希望としては、2WAYの物が欲しかったんですけどね・・・(^^;;;。

取り付けは、車工房リキさんでやって頂きました。 車を預けて1日で作業完了となりました。 交換後300km程普通に大人しく走って慣らしをし、慣らし完了後デフオイルを交換しました。 使用したデフオイルは、クスコのLSD用オイルです。

機械式LSDを入れると街中で交差点を曲がる時などにゴリゴリとかバキバキといった音がして五月蝿くなる事が多いですが、1WAY式のせいか耳障りに感じるほどの音はしません。 ハードな運転をしてみてコーナーリング時の進入の仕方、立ち上がり方がシュアトラックの時から比べると大きく変わりました。

アクセルオフもしくはブレーキングで進入し、クリッピングポイントまでパーシャルでいき、出口が見えたらアクセル全開という走り方をすると、気持ち良いコーナリングが出来ます。 アクセルを開けていくとリアが回り込むという感じと言えばいいのかな?。 でも、オーバーステアでどうしようもなく冷やっとするという事ではなく、コーナリングが楽しくなるという感じです。

この傾向は、峠道のような細かいコーナーの方が顕著に感じられます。

また、アクセルで車の姿勢をコントロール出来るようになったおかげで、ハンドルの切れ角は少なくなっているように思います。