インプレッサ純正のエアフロセンサーは、キノコ型(剥き出し)のエアフィルターを取り付けた場合、ブーストアップをした場合に故障しやすいのでインフィニティ(Q45)用エアフロセンサーに交換する事にしました。ちなみに、Power-FCにはVG用エアフロのデータが入っていますが、エアフロの径が80Φとなり、純正の90Φよりも細くなってしまうので、インフィニティ用にしました。
交換するのに必要な部品は以下のようになります。
インフィニティ(Q45)用エアフロセンサー(日産純正:22680-61U00)
インフィニティ(Q45)用エアフロセンサーを接続する為のカプラー(アペックス:402-N002)
カプラーの配線は、左から下記のようになっています。
- エアフロ信号
- アース
- 電源(12V)
インフィニティ用エアフロセンサーを知り合いの車屋さんで取り寄せてもらうよう依頼をしましたが、インフィニティ(Q45)には前期/後期があり、エアフロのカプラー形状が全く違うという事です。そのような事を知らなかったので、とりあえずアペックスのカプラーを取り寄せてもらい、そのカプラーから判断してもらう事にしました。
また、インフィニティ用エアフロには前期/後期といっても途中で仕様変更が何度もあり、10種類ぐらいあるという事です。仕様変更によってどのような違いがあるのか詳細は不明ですが、前期なら前期、後期なら後期でセンサーの特性などは一緒だと思います。というか一緒じゃないと困ります(^^;。
ヤフーオークションで中古品が出品されていますが、エアフロに貼ってあるメーカーや型番が刻印してあるステッカーの色が違うのはこのせいだったのですね。アペックスのカプラーに合うインフィニティ用エアフロは前期用という事がわかりました。
今回私が購入したアペックスのカプラー(402-N002)は予め配線にギボシが付いているのですが、ギボシが付いていないタイプ(型番はわからないのですが、注文する時にその旨伝えればわかると思います)もあるという事です。402-N002の値段は1,500円ですが、ギボシが付いていない方は1,000円との事です。
エアフロを交換するのにあたって、まずは純正カプラーの配線がどうなっているのかわからないといけません。
上の写真が純正カプラーで、左から下記のようになっています。
- エアフロ信号
- センサー電源(5V)
- エアフロ信号アース
- 電源線(12V)
- 未使用
インフィニティ用エアフロに交換する場合、2.センサー電源(5V)は使用しません。
センサー電源(5V)は使用しませんが、純正エアフロ(純正カプラー)に戻す必要が出た時に楽になるようにギボシをつけてから、ショートなどしない様に対処しておくと良いと思います。
配線の準備が出来たら後は組み付けるだけです。アペックスのカプラーは、コネクタの先にあるピンを外してからエアフロ側のコネクタに差し込んでピンで固定します。個体差かもしれませんが、アペックスのコネクタはグイッと力を入れてコネクタを押さえつけた状態で、ピンをはめる必要があります。そのような感じですので、予めコネクタを差し込んでから組み付けた方が良いと思います。
また、日産車のエアフロを交換した事がある方はわかると思いますが、ピンを飛ばしてしまったり、落としてしまったりしてピンを探し回る羽目になったりしてちょっと厄介です(^^;。
エアフロを交換したらコンピュータのデータを書き換えなければいけません。インフィニティ用エアフロはインプレッサ(GC8) Ver.3のエアフロデータをそのまま流用出来ます。私の場合、アペックスのPower-FCを使用しており、エアフロのデータを書き換える事が出来ましたが、自分で書き換える事が出来ない場合は、ショップで書き換えてもらうしか無いと思います。
交換後の画像ですが、一見すると何が変わっているのかわかりませんのでつまらない画像かも・・・(^^;。
交換にあたってカプラーの配線やエアフロデータの情報については、FUMIさんに教えて頂きました。ありがとうございましたm(__)m。
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