- ISCバルブ:22650AA240 24,500円
- 取り付けスクリュ:16596AA030 80円(2個)
白丸で囲った部分がISCバルブです。
最近、エンジン始動時に500rpm程に落ちこんだり、走行後信号などで停止した時にアイドリングが1000rpm以下に落ちなかったりという現象が起きていた為、ISCバルブを取り外して清掃をしてみました。 清掃はインタークーラーを外して、スロットルボディ内部の清掃も兼ねてスロットルボディをインテークマニホールドから取り外して行ないました。インテークマニホールド内部、ISCバルブの先端部分がブローバイで真っ黒な状態でした。
清掃によって多少改善されましたが、まだ不具合があった為、思い切って新品への交換を実施しました。
白線で囲ったネジ2本で固定されています。熱の影響で固着しているせいか、非常にキツく締まっているのと、作業しづらい場所ですのでなめてしまわないように、注意して作業しましょう。
ISCバルブを取り外すと写真のような状態になります。正面にみえる穴をISCバルブの先端にあるゴムの部分で塞ぐような感じなります。完全に塞ぐとアイドリングはしなくなりますので、バイパスとして白線で囲った穴を通りインテークマニホールドに流れていきます。この塞ぐ量によってアイドリングのエンジン回転数が高くなったり低くなったりします。
アイドリングが不安定になるのは、ISCバルブの駆動部分が経年劣化によって微調整が出来なくなったり、カーボン等によって調整が出来なくなる為だと思います。
新品で未使用のISCバルブです。
車から取り外したISCバルブです。
新品のISCバルブをそのまま取り付けるとアイドリングが4000rpmぐらいまで上がってしまうというとんでもない状況になるので注意しましょう。取り外したISCバルブと同じぐらいに、先端部分を手で引っ張り出して装着してみました。
その結果、エンジン始動直後は500rpm程でアイドリングしていたのですが、学習機能のおかげだと思うのですが自動的に750rpmになりました。
交換時はPower-FCではなく、純正のコンピュータを付けました。整備要領書が無かったので本来の取り付け方法とは違う可能性が大です。
念の為、POWER-FCの初期化を実施してアイドリングの学習をさせました。
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