WSUS クライアントPCで使用するコマンド

wuauclt.png

WSUSへ接続しているクライアントPCで使用するコマンドのメモ。

クライアントPCの状況を直ぐにWSUSサーバへ登録したい場合。

wuauclt /reportnow

クライアントPCの変更をWSUSサーバへ直ぐに反映させたい場合。

wuauclt /resetauthorization /detectnow

WSUSサーバから直ぐに更新プログラムをダウンロードしたい場合。

wuauclt /detectnow

Windows 10とWindows Server 2016では、/detectnowオプションが使用できない為、下記のコマンドを使用します。
参照URL : https://docs.microsoft.com/ja-jp/archive/blogs/jpwsus/windows-update-3

usoclient startscan

キャッシュを削除したい場合。

更新プログラムをダウンロード出来なくなったりした場合、クライアントの情報を削除(クリア)すると直ることがあるようです。

サービスの停止。

net stop wuauserv
net stop bits

net stop bitsでサービスが起動していないという旨のメッセージが表示されても問題ありません。

SoftwareDistribution フォルダーをリネーム

ren %SystemRoot%¥SoftwareDistribution %SystemRoot%¥SoftwareDistribution.bak

直らなかったら%SystemRoot%¥SoftwareDistribution.bakを元のフォルダ名に戻せば、変更前の状態に復帰できます。

BITSのジョブを削除。

del %ALLUSERSPROFILE%\Microsoft\Network\Downloader\qmgr0.dat
del %ALLUSERSPROFILE%\Microsoft\Network\Downloader\qmgr1.dat

BITSのジョブを削除 (Windows 10 バージョン 1703 以降の場合)。

del /Q %ALLUSERSPROFILE%\Microsoft\Network\Downloader\*

サービスの開始。

net start bits
net start wuauserv

参照URL : https://docs.microsoft.com/ja-jp/archive/blogs/jpwsus/windows-update-3


【2008年8月28日追記】

サービスのwuauserv(Windows Update)が停止できない場合、Windowsをセーフモードで起動すると、wuauservは開始しないのでSoftwareDistributionをリネーム出来るようになります。

【2012年11月25日追記】

Windows 8でもコマンドがwuaucltコマンドが使えますね。内部的にはマイナーバージョンアップなので、使えるだろうとは思っていましたが・・・。

【2021年3月3日追記】

最新のWindows 10での情報を追加しました。