MicrosoftのボリュームライセンスセンターでダウンロードできるVisio 2010は、Premiumのキーが埋め込まれているので、Standardを複数のPCにインストールしようとすると、ちょっと面倒なことになります。
イントラネットにKMSサーバを構築している場合、StandardのKMSキーをOCTで設定しておけばインストール後の手間が省けると思います。
以下、インストールまでの手順になります。
- ダウンロードしたisoファイルにすぐにアクセスできるように、仮想CD(DVD)ユーティリティをインストールしておきます。
- isoファイルを仮想ドライブへマウントします。
- コマンドプロンプトを開き、下記コマンドを実行します。(仮想ドライブがRドライブと想定)
R:¥setup.exe /admin - 使用許諾契約とユーザーインターフェイスをクリックし、別のプロダクトキーを入力するを選択します。
- プロダクトキーにVisio 2010 StandardのKMSキーを入力します。
Professionalの場合は、それ用のKMSキーを入力します。
KMSキーは、Office 2010 KMS クライアントキーを参照。 - ファイル→名前を付けて保存で適当な名前を付けてMSPファイルを保存します。
- ファイルサーバーなどの共有フォルダからインストールする場合
CDの中身をコピーした後、MSPファイルをUpdateフォルダにコピーします。
setup.exeをダブルクリックするとインストーラーが起動しますので、メッセージに従ってインストールします。 - CDからインストールする場合
適当なフォルダにCDの中身をコピーした後、MSPファイルをUpdateフォルダにコピーします。
そのフォルダ内のフォルダやファイルを全てCD-Rに焼けば完成です。
CDをドライブへ入れると、autorunでsetup.exeを実行すればインストーラーが起動します。autorunを無効にしている場合は、setup.exeをダブルクリックして実行する必要があります。
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