Excelで時間の計算をする際、単純に足し算をしたり、SUM関数で合計を求めた場合、意図した数値とは違う数値が表示されたりします。
D2のセルには、=C2-B2という単純な引算を入力しています。また、表示形式がユーザー定義のh:mmとなっています。
E2のセルには、D2と同じ=C2-B2という計算式を入力しています。ただし、表示形式が標準となっています。0.375というのは、9時間/一日の時間数(24時間)という事です。
F2のセルには、上記のことを踏まえて、=(C2-B2)*24という計算式を入力しています。表示形式は、標準としています。
ご自身で計算しやすい、見やすい方法でやれば良いと思います。
D5セルの数値が4:00となっていますが、これは表示形式がh:mmとなっているためです。表示形式を標準にすると1.16667という数値が表示されます。合計した結果は28時間ですが、繰り上がった1日(24時間)を引いた4時間という数値が表示されていると理解できます。
Excelのヘルプ機能で、DATEというキーワードで検索すると、日付と時刻の計算方法や関連する関数などについて知ることが出来ます。
勤務時間の計算をする場合、お昼休みや休憩時間、残業時間を考慮する必要があるので、作成するのに手間がかかると思います。しかし、一度作成してしまえばコピーして再利用可能となり、管理の手間がだいぶ減ると思います。
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