部品交換をしてどれぐらい馬力が上がっているか、パワーチェックを確認する場合は、
- 部品交換の前にシャシダイ(シャシーダイナモ/chassis dynamometer)で計測。
- 部品交換
- シャシダイで計測。
という流れでするのが理想的です。
でも、様々な制約で理想通りにするのは難しいかもしれません。そういう場合は、出来れば部品交換の前後で計測するお店を同じにして、補正の有無などの条件を同じにしてもらいましょう。気温や湿度などが極端に違うと計測結果に大きく影響するので、そこは出来るだけ近い条件にするしかないと思います。
同じお店で計測するのが無理な場合は、同型のシャシダイで計測するのが理想です。
シャシダイには以下の二つのタイプがありますので、同型のが計測するのが無理であれば、計測装置のタイプを合わせるようにしましょう。
- 計測装置を直接ハブに取り付けるタイプ。(Dynapack)
- 計測装置(ローラー)をタイヤで回して計測するタイプ。(BOSCH、Dynojet、Sakura Dyno System)
ローラーで計測するタイプは、馬力が大きい車になるとスリップしてしまい正確な計測をするのが難しくなってきます。