- ISCバルブ:22650AA240 24,500円
- 取り付けスクリュ:16596AA030 80円(2個)
白丸で囲った部分がISCバルブです。
最近、エンジン始動時に500rpm程に落ちこんだり、走行後信号などで停止した時にアイドリングが1000rpm以下に落ちなかったりという現象が起きていた為、ISCバルブを取り外して清掃をしてみました。 清掃はインタークーラーを外して、スロットルボディ内部の清掃も兼ねてスロットルボディをインテークマニホールドから取り外して行ないました。インテークマニホールド内部、ISCバルブの先端部分がブローバイで真っ黒な状態でした。
清掃によって多少改善されましたが、まだ不具合があった為、思い切って新品への交換を実施しました。
Power-FCのコマンダーでアクセスできない、変更できないデータがいくつかあります。設定を変更したい場合は、エクセルショップへ依頼するか、何かしらのツールを使用する必要があります。
燃料
- 低水温補正。【低負荷】【高負荷】それぞれの負荷。
- 高水温補正。補正開始水温と【低負荷】【高負荷】それぞれの負荷。EJ207用ノーマルデータでは100度から補正をしています。
- 高吸気温補正。補正開始吸気温と【低負荷】【高負荷】それぞれの負荷。EJ207用ノーマルデータでは補正無し。
- 無効噴射時間。電圧による無効噴射時間の補正。
- 加速増量補正係数。スロットルセンサーからの電圧変化量の補正。
点火
- 始動時点火時期。エンジン回転数と点火時期。
- 低水温アドバンス補正。低水温時の点火時期補正(進角)。
- 高水温リタード補正。高水温時の点火時期補正(遅角)。
- スロットルリタード補正。(何のための補正か不明です(^^;)
- 高吸気温リタード補正。EJ207用ノーマルデータでは補正無し。
POWER-FCとPCを接続してロギングやデータ変更をする時に使用するアダプタが入手できました。アダプタを介してPCのシリアルポートとPOWER-FCの接続端子を繋げて使用します。
ハードウェアに詳しい知人が解析して、アダプタを作ったのでどういう原理になっているのか、私自身よくわかっていません(^^;;。某ソフトウェアを使用するとマップのアクセス状況、ブーストやインジェクタ使用率等などリアルタイムでロギング出来ました。
アダプタについては、KASHIMA Home Pageを参照下さい。
また、「ソフトを譲って下さい」というメールを頂きますが、突然そのようなお願いをされても困りますので、私やKASHIMA氏へそのようなメールを送るのは控えて頂きたいと思います。
POWER-FCの設定を変更したりログを取ったりするソフトはWindows 98用という事ですが、現在主に使用しているノートPC「ThinkPad X22」にはWindows XPがインストールされています。
それから「ThinkPad X22」本体にはRS-232C(シリアル)ポートがありません。これにUSBからシリアルポートへ変換するアダプタ「ELECOM UC-SGT」を接続しました。以上のような構成でPOWER-FCと通信できるか確認しました結果、正常に接続、通信できることがわかりました。
ソフトの入手が困難な場合、FCデータログイットを購入されるのが手っ取り早いかもしれません。でも、私は実物を見たことも無いですし、使っている人を知らないのでどんな感じかよくわからないです。
Power-FCを取り付けてみるとノッキングが酷いという話をよく聞きます。とりあえず下記の事を確認してみましょう。
- プラグの寿命は大丈夫ですか?
- プラグが緩んでませんか?
- ヒュエル(燃料)フィルターは汚れてませんか?
- ヒュエル(燃料)ポンプが弱ってませんか?
- 取り付けてからちゃんと学習をさせましたか?
- エアフィルターは汚れていませんか?
- 吸気系の配管に緩み、破損は無いですか?
- ブースト圧の設定は大丈夫ですか?
アクセルオフした時にノッキングが発生するという事であれば、ノッキングセンサーがエンジンの振動を拾いノッキングとして検知してしまっているのだと思います。
5速2500rpmからアクセルを全開にして4000rpmから5000rpmまで回してBoostがどこまで上がるか確認します。この時に設定Boostから極端に低かったり、高かったりするとダメです。設定Boostから±0~0.1ぐらいに収まるように、ベースデューティを調整します。場合によっては、これだけで学習して学習値が255よりも減っています。減っていなくても、上に書いた方法や3(4)速で3000rpmぐらいからレブリミットまで回したり、という事を繰り返すと学習され、学習値が減ってくると思います。
なお、インプレッサの場合、ほとんど学習値が変わらないということですので、学習値が減らなくても気にする必要は無いようです。
それから、サーキット走行などの特殊な状況で走行すると、学習値がリセットされてしまいますので、サーキット走行後、学習値が255に戻っていても問題無しという事だそうです。
燃調や点火を変更した場合、ブースト圧が変化する場合があります。ブースト圧が設定通りになるように、ベースデューティーを変更しましょう。
インプレッサ純正のエアフロセンサーは、キノコ型(剥き出し)のエアフィルターを取り付けた場合、ブーストアップをした場合に故障しやすいのでインフィニティ(Q45)用エアフロセンサーに交換する事にしました。ちなみに、Power-FCにはVG用エアフロのデータが入っていますが、エアフロの径が80Φとなり、純正の90Φよりも細くなってしまうので、インフィニティ用にしました。
交換するのに必要な部品は以下のようになります。
インフィニティ(Q45)用エアフロセンサー(日産純正:22680-61U00)
インフィニティ(Q45)用エアフロセンサーを接続する為のカプラー(アペックス:402-N002)
カプラーの配線は、左から下記のようになっています。
オーバーヒートというところまでは水温は上がっていないですが、ハードな走行をした後に水温が92度(純正の水温センサーの数値)になりなかなか下がらなくなってしまうという状態になってしまいました。クーラントは、BILLION SUPER THERMO LLC TypeRを使用していたのですが、前回の交換をいつしたのかをメモしていなかった為に不明ですが、かなりの期間が経っているので劣化してしまったのだと思われます。
水温の上昇を抑えて安定させる為にラジエーターを交換する事も考えているのですが、インプレッサ(GC8F)のラジエーターは純正でも比較的容量が大きい為(カロリー数は不明です。ご存じの方がいらっしゃいましたら教えて頂けると助かります)、クーラントやサーモスタットなどの付随部品である程度対処出来るのでは?とも考えました。
クーラントを交換するのであれば、ついでにサーモスタットを交換してみようと思いBILLION SUPER THERMOを購入してきました。
パッケージに書かれている謳い文句は、 「ビリオン・スーパーサーモは純正のサーモスタットに比べて開弁温度を約10?20℃下げる事により冷却水の循環を早めに行ないエンジンの熱ダレによるパフォーマンスダウンを抑制します。」 という事で、パッケージ裏面を見ると開弁温度が71℃(ノーマル78℃)となっております。
発注していたPOWER-FC用ブーストコントローラが宅急便で届きました。週末に取り付けをする予定です。さて、土曜日のお天気は大丈夫なのでしょうか?。
それから、アクチュエータとソレノイドバルブが何処についているか調べておかないと・・・。
アクチュエータは探すまでもなく、すぐに見える所にありましたね(汗)。そのアクチュエータから出ている配管を辿っていけば、ソレノイドバルブも簡単に見つかりました。
ずっとROMチューンをどうしようか考えていたのですが、インプレッサのROMチューンをしているショップが少なかったり、交換している人が少なくどのショップのものが良いのかという情報がなかなか集まらなかったという事もあります。
また、何かあれば純正のECUに戻せば良いという事や、FC-COMMANDERでセッティングが変更出来るという手軽さを考慮して、アペックスのPOWER-FCに決定しました。