WRX STI (VAB)には、乗車人数が多いなどの理由で車高が下がった時、ヘッドライトの光軸を自動調整する機能(オートレベライザー)があります。
車高調に交換するなどして車高を下げた場合、左後ろにあるオートレベライザーのセンサーが、車体が後ろ下がりになったと誤認識してしまいます。それに加えて、前下がりの状態になってしまっていると、更に近く(手前)しか照らさなくなってしまいます。そのような状態になってしまった場合、オートレベライザーの初期化(リセット)を実施してみる事をお奨めします。
初期化をしても駄目だった場合、車高の前後バランスを変えるか、アジャストロッドに交換するか、対処方法を検討してみてください。
オートレベライザーの初期化準備。
- ガソリンを満タンにする。
- タイヤの空気圧を適正な値に調整する。
- 重たい荷物を全て降ろす。
- 平坦な場所に停める。
- 1名乗車で実施する。
オートレベライザーのセンサーを初期化する手順。
- プッシュエンジンスイッチを2回押してイグニッションオンにする。
- 10秒以内にヘッドライトスイッチのOFF→ONを5回繰り返す。
ONの5回目でその状態を保持。 - ヘッドライトの光軸が下がった後上がる。
- 光軸が上がった事を確認したら、30秒以内にイグニッションオフにする。
- プッシュエンジンスイッチを2回押してイグニッションオンにする。
- 10秒以内にヘッドライトスイッチのOFF→ONを5回繰り返す。
ONの5回目でその状態を保持。 - ヘッドライトの光軸が下がった後上がる。
- メーターパネル内左下にあるインジケーターが3回点滅後消灯する。
- インジケーターが消灯後、30秒以内にイグニッションオフにする。
初期化作業時の動画
【SUBARU WRX STI (VAB)】 オートレベライザーの初期化 (YouTube)
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